早漏治療費用は保険適用にならない?

なぜ保険の適用にならないのか

早漏治療は原則として保険適用にならないと考えてください。
早漏は病気とは判断されないため、保険の類は使えないのです。
この理由は命に影響しないためで、ここが風邪や肺炎などと区別されています。
風邪は比較的軽度の疾患とされますが、こじらせると命に関わることがあります。
一方で早漏は性行為には影響しますが、命を落とす心配はありません。

国がすべての症状に保険を適用すると、私たちが支払うべき医療費は際限なく上がっていくでしょう。
少子高齢化社会の影響により、今後はさらに医療費が上がっていきます。
国が医療費を抑えるためには、命に影響しない疾患は保険適用外にするしかないのです。
早漏治療以外では包茎手術、美容整形施術なども適用になりません。
医療機関で早漏治療を受けるときは、全額自費での支払いになります。
具体的な治療法には早漏治療薬の服用、メンタルトレーニング、包茎手術などの方法があり、いずれも自費診療となっています。

包茎手術を伴う早漏治療は例外になることも

原則として早漏治療費用は自己負担ですが、例外的に保険適用となる場合があるのです。
それは真性包茎が影響する早漏の場合で、クリニックによっては保険適用としてくれます。
ただクリニックによって保険診療を導入するか、自費診療に特化させるか判断が異なりますので、すべてのクリニックが保険治療に対応しているわけではありません。
一般的に保険診療に対応しているクリニックは良心的な傾向があります。

真性包茎の費用が保険適用になるケースがあるのは、他の包茎と違って病気と判断されることがあるためです。
仮性包茎であれば自分でむけるので、それほど性生活には影響しないでしょう。
一方の真性包茎に関しては、性生活だけでなく日常生活全般に影響してきます。
包皮をむけない症状のため、亀頭には大量の恥垢が付着してしまうでしょう。
亀頭が常に不衛生な状態になれば、亀頭包皮炎という皮膚疾患を引き起こすことがあります。
また性感染症のリスクにつながるデメリットもあるため、保険適用としてくれるクリニックがあるのです。

まとめ

病気とはみなされない早漏は、治療において保険が使えません。
そのため早漏治療費用は全額自己で負担する必要があります。
ただし真性包茎が早漏を引き起こしている場合においては、一部に保険適用としてくれるクリニックがあります。
真性包茎は自力で治すことが困難であり、亀頭包皮炎や性感染症などの要因になるのです。
日常生活に支障を与えてしまう症状のため、保険の適用となる場合があります。
軽度の包茎に関してはすべて自己負担になると考えてください。

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